「漢字を、とりにいく。」は、ひらがなで出たことばのよみを見て、9マスから、社会科用語として正しい漢字を順番にえらぶゲームです。
「埼」と「崎」― 都道府県の名前の字
埼玉(さいたま)の「埼」と、宮崎(みやざき)・長崎(ながさき)の「崎」。
都道府県の名前は、生活の中でよく目にします。それでも、いざ書こうとすると手が止まる字があるのではないでしょうか。
ふだんはあまり見ない字がある
都道府県の名前に入っている、「埼」「栃」「茨」「媛」のような字は、ふだんあまり使わないかもしれません。
見る場面が少ない字は、形がはっきり思い出せないことがあります。
するとゲームでは、形のにた、よく知っている字の方に手がのびることもあるかもしれません。
埼玉・宮崎・長崎:土へんと山へん
埼玉(さいたま)の「埼」と、宮崎(みやざき)・長崎(ながさき)の「崎」は、よくにています。
右がわは同じ形で、ちがうのは左がわだけです。
「埼」は土へん、「崎」は山へんです。「埼」も「崎」も、みさきのような地形を表す字です。
埼玉県には「彩の国」という呼び名もあります。
「さいたまけん」の「さい」を考えるとき、この呼び名から「彩」がうかぶこともあるかもしれません。
栃木と茨城
栃木(とちぎ)の「栃」は、木へんの字です。
木へんには、身近な字がたくさんあります。
「栃」を見る機会が少なく、「木へんの字だった」ことだけを覚えていると、よく知っている木へんの字をえらびたくなることもあるかもしれません。
茨城(いばらき)では、「城」と「域」がにています。
どちらも土へんで、右がわの形も近い字です。
茨城の9マスには、「茨」と同じくさかんむりの「荻」(おぎ)や、「木」もならべています。茨城の「き」は「城」と書きます。
愛媛の「媛」と「姫」
愛媛(えひめ)の「媛」は、女へんの字です。
「ひめ」と聞くと、多くの場合「姫」がうかんでくるのではないでしょうか。
「姫」も女へんで、形のにたところがあります。
9マスには、同じ女へんの「嬢」もならべています。
愛媛県の名前では、「姫」ではなく「媛」を使います。
県の名前と、へんをいっしょに覚える
ふだんは見る場面が少ない字も、地図の上ではくり返し目にします。
県の名前で、土へんの「埼」を使うのは埼玉県だけです。宮崎県と長崎県は、山へんの「崎」です。
「埼」と「崎」のつく都道府県は、地図で場所を確認しながら、へんに注目して覚えてみてください。記憶の手がかりがたくさんあるほど、思い出しやすくなるものです。
ほかの読み物
ゲームであそぶ
ここに出てきたことばは、地理の分野で実際に9マスからえらんで遊べます。読み物で見た字を、ゲームでも確かめてみてください。