「漢字を、とりにいく。」は、ひらがなで出たことばのよみを見て、9マスから、社会科用語として正しい漢字を順番にえらぶゲームです。
「輸出」と「輸入」、「遠洋」と「沿岸」― いっしょに出てくることば
社会科では、関係の深いことばが、よくいっしょに出てきます。
ゲームで字をえらぶときには、そうしたことばの字が頭にうかんでしまうことはありませんか。
いっしょに出てくることばの字が、うかぶことがある
輸出と輸入、遠洋漁業と沿岸漁業。どちらも、よくならんで出てくることばです。
そのため、ゲームで関係するほかのことばの字が目に入ると、ついえらんでしまい、ああっとなることもあるかもしれません。
輸出と輸入
輸出(ゆしゅつ)は、国内から外国へものを売ることです。輸入(ゆにゅう)は、外国からものを買い入れることです。
ふたつのことばは、「輸」がどちらも同じです。ちがうのは「出」と「入」だけです。そのため、輸出の9マスには「入」を、輸入の9マスには「出」をならべています。
「輸」は、車へんの字で、ものを運ぶという意味があります。同じつくりをもつ字に、「愉」(りっしんべん)や「諭」(ごんべん)があります。へんがちがうだけなので、形がよくにています。
これらの漢字も9マスにならべています。落ち着いてみきわめてみてください。
遠洋漁業と沿岸漁業
漁業は、漁をする海の場所などによって分けられます。
遠洋漁業(えんようぎょぎょう)は、大型の船で遠くの海まで出かけ、長い期間をかけて行う漁業です。
沿岸漁業(えんがんぎょぎょう)は、海岸の近くで、小型の船などを使って行う漁業です。遠洋漁業と沿岸漁業のあいだに、沖合漁業(おきあいぎょぎょう)もあります。
「遠洋」と「沿岸」は、どちらも「えん」で始まります。そのうえ、よくならんで出てきます。だから、遠洋の「えん」に「沿」を、沿岸の「えん」に「遠」を、ついえらんでしまうこともあるかもしれません。
「遠」は、とおいという意味です。「沿」は、「沿う(そう)」という意味で、さんずいがついています。海岸に「沿う」のが沿岸、「遠い」海が遠洋です。
需要と供給:にた字でまよう
ちなみに、需要(じゅよう)と供給(きょうきゅう)も、社会科でいっしょに出てくることの多いことばです。
「需」には、もとめる、必要とするという意味があります。「供」には、さし出すという意味があります。
ただ、このふたつの9マスには、おたがいの字ではなく、形のにた字をならべています。
需要の9マスには、音も同じ「じゅ」の「儒」をならべています。「儒」は、儒教(じゅきょう)の「儒」です。
供給の9マスには、「供」からにんべんをとった「共」や、「給」と同じ糸へんの「級」もならべています。
ほかの読み物
ゲームであそぶ
ここに出てきたことばは、地理の分野、公民の分野で実際に9マスからえらんで遊べます。読み物で見た字を、ゲームでも確かめてみてください。